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特許のすすめ

time 2014/05/10

 

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photo credit: Neil. Moralee via photopin cc

国際特許事務所の話。

新事業でどうしても特許(または実用新案)を取る必要があり、先々月から国際特許事務所さんに相談してたんですけども、先日諸々の手続きが完了しました。

まあ正確には特許といいますか、知的財産権全般について知っとく必要があったんですよね。それで正直最初は自分で申請やろうかなーとか思ってたんですが。

何というか我々のように一人でビジネスをしてると、こういう「クセ」ってあるじゃないですか。全部自分で何とかしちゃうか、みたいな。

コレ結論から言うと、

絶対自分ではやらないほうがいい

です。

確実に特許事務所に相談したほうがよいです。

特許事務所にお願いした方がいい理由

それはなぜかといいますと、一言で言うと “勘所” の問題ですね。

正直、手続きや書類作成自体はさほど難しいものじゃないんです。「書類を作って出す」こと自体は。ただ、こういう知的財産関係の申請って「どう書くか?」より「何を書くか?」の方が圧倒的に重要でして。

そもそもの目的を考えれば当然っちゃ当然なのですが、「知的財産を守ること」つまりが俗っぽい言い方をすれば「パクられないこと」こそが目的なわけであって。

すなわち「申請をして受理されればオワリ」ではなく、むしろそこからが始まり、戦いの始まりなんですよね。もしもテキトーにトンチンカンな内容で特許申請してしまった場合、まったく別の切り口からライバル会社にパクられてしまう可能性は大いにあるわけですから。

だからこそ「この場合はココを抑えておけばOK」という勘所、ツボを押さえているかどうか?これこそが特許のキモなんですね。

そしてそういうノウハウというのは、個人には絶対わからない領域です。書類の書き方、文章の書き方ひとつとっても細かーーーーいノウハウがギュウギュウに詰まってるわけで、特許事務所はそれらのノウハウでもって「戦う」「守る」専門家ですから。

弁理士さんに依頼する費用ってそれなりにかかるわけですが、それらのメリットを考えれば全然安いです。というか弁理士費用すらペイできないようなアイデアで特許とっちゃダメ。ただの無駄。

それで面白いのが、特許事務所にも「得手不得手」があるんですよ。製造業関係に強いとか、ある程度はジャンルに特化してます。なので、そういう面も含めて、信頼できる事務所さんを選ぶと良いかと思います。

 

弁理士さんと話してて思ったこと

それにしても今回思ったのが、弁理士という仕事ってメチャクチャ面白いなー、と。

もちろん、私の担当をしてくださった弁理士さんが、ものすごく優秀で良い方でクリエイティブな方だった、というのもあります。

「特許を取る」という仕事

我々のようなスモールビジネスを展開する人間にとって、特許や実用新案というのはまさに「生命線」になり得るわけです。

その特許を扱う、クライアントが命をかけて作ったアイデアを守る仕事というのは本当に有意義で、かつ同時に厳しいもの。

どう考えても生半可な覚悟で出来る仕事じゃないです。

というか、ぶっちゃけサラリーマン気質を持った人間には絶対に無理だと思いますね。雇われ根性じゃ無理。それを今回すごく思いました。ものすごくクリエイティビティが求められる仕事だなと。

何度も言いますが当然こっちはそのアイデアに命をかけてるわけで、そのアイデアを守るための特許取得にあたって「お役所仕事」をされるとか、たまったもんじゃないわけですよ。

クライアントと同レベル、いやそれ以上の真剣さでそのアイデアを守り、そしてどう活用していくかを考える。

今回お願いした弁理士さんが、まさにそういうレベルで仕事をしてくださる方で。これは本当に幸運だったと思います。いやーマジで良かった。そして楽しかった。

そう、楽しそうだったんですよね、弁理士さんも。

それ見てて思ったんです。たしかに、企業が威信を掛けて捻り出したアイデアと直に触れることが出来て、それを全力で守る仕事って絶対楽しいよなー、と。

水面下、だけど最前線。

 

さて、とはいえ。

こっちは特許や実用新案を取ってからがスタートですからね。

頑張りますよー。ここからが始まり!

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プロフィール

わんわん>私

主な事業は、ダイビングショップ経営、アウトドア用品の製造販売、輸出入業、介護福祉施設の運営など。ライフワークは演劇とものづくり。