ミシンでレザークラフト。

 

ただ今製作途中の鞄。

leather

いやーこの革はすんごく良い革でした。
(この鞄作って全部使い切った)
張りがあるしオイル多め。
良い経年変化が出ると思う。

ただミシンはかけづらかったですね。
しかも内縫いなんで革が滑る滑る。

最近は細かいピッチの縫い目が好きなので、必然的にミシンを使うことが多いです。手縫いでこのピッチは非常にめんどくさい・・・(笑)

 

最近はミシンにもだいぶ馴れて、ミシン踏むのが楽しくなってきました。

購入当初は思ったような縫い目が出ず、色々やってみたんですが、結局シュメッツの針に交換して一発で解決。

購入した時はオルガン針がついてましたが、本来はシュメッツ針の基準で調整してあったんでしょう。(※オルガンとシュメッツでは、ほんの数ミリ長さが違うのでセッティングも変えないとダメ)

元の持ち主はずっとガマンして使ってたんだと思います(笑)

これで糸締りも段違いに良くなり、しかもまたシュメッツの菱針がいい感じの縫い目を出してくれるので、一気にミシンが好きになりまして。

 

製作環境やらスペックやら

mitsubishi dy340

ミシン:三菱DY340

言わずと知れた上下送り平ミシンの名機。

モータは中国製サーボ。
このサーボモータ、新品で3万円と激安でしたが何の問題もなく使えます。おすすめ。

 

糸:ビニモMBT5番 カラー108番

私は手縫いでもミシンでも、このビニモMBTを愛用しまくってます。コシがあるし、ほどけにくいので非常に使いやすいですね。

この108番という色はどんな革の色にも合うので、最も使用頻度の高い色です。

ちなみにこのミシンは通常のセッティングだと、上下5番ぐらいが限界の太さだと思います。おすすめは上5番下8番、というところでしょうか。

 

針:シュメッツ134-35LR 22番

シュメッツは(R)が通常の丸針で、(LR)が菱針。

この菱針は良いっす。
縫い目がとっても綺麗に出ます。

あと、しっかりと菱型の穴を空けてくれるので糸の縫い抵抗が小さくなるためか、糸締まりも良くなるような気がしますね。

 

 

おすすめの本

ミシン、それもレザー用のミシンについての情報って、あんまりネット上に無いんですよね。
なのでこういう教科書が一冊あると精神的にラクです。
私も基礎知識はこれで学びましたし、今もちょいちょい読み返す本。

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ミシンでレザークラフト。” に対して1件のコメントがあります。

  1. ゆっきー より:

    はじめまして
    先日、革用に平ミシンを購入したのですが、どうしてもヌメ革だと下送りのあとがついてしまいます。
    なにか対策してらっしゃいますか?

    パスケースなどは送り側の縫い目も外に出るため何か良い方法がないかと模索中です。

    1. sensuiza より:

      ゆっきーさん、はじめまして。
      私は下送りのギザギザを若干削って丸くしてますね。
      あとは私は持ってませんが、ギザ歯の部分がプラスチックの
      「ポリ送り」なる商品も見かけたことがあります。
      あれも効果的だと思いますよ。

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